古記抜抄

索部:古記抜抄:2013.04.03

日本書紀


神代下 火中出産と竹の刀で臍の緒を切ること
雄略紀 六年・七年 少子部栖軽のこと
欽明紀 冒頭(秦大津父のこと)
欽明紀十四年五月(樟木より仏像をつくらせる話)
舒明紀九年(大きな星が流れ、僧旻が天狗であるという)
推古紀七年四月(地震のこと)
推古紀十一年春二月(来目皇子の薨去)

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日本霊異記』(日本国現報善悪霊異記)


雷を捉えし縁
狐を妻として子を生ましめし縁
電の憙を得て、生ましめし子の強力在りし縁
孔雀王の咒法を修持して異しき験力を得、以て現に仙と作りて……
蟹と蝦(かえる)との命を贖ひて放生し、現報に蟹に助けられし縁
粘土の神王のこむらの光を放ち、奇し表を示して現報を得し縁
慳貪に因りて大きなる蛇と成りし縁
女人の石を産生みて、之を以て神とし斎きし縁

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今昔物語集


東大寺にて花厳会を行う語
陸奥国の鷹取の男観音の助けによりて命を存する語
尾張の国の女、美濃狐を伏する語
相撲人海恒世(あまのつねよ)、虵に会いて力を試みる語
相撲人大井光遠が妹の強力の語
能登の国の䥫(くろがね)を掘る者、佐渡の国へ行きて金を掘る語
肥後国の鷲、蛇を咋ひ殺す語
常陸国□□郡に寄る大きなる死人の語
愛宕寺の鐘の語

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古事談』『続古事談


『古事談』
賀茂明神弥陀念仏を好むと、勢多の尼夢見の事
粟津冠者、竜宮の王を救けて鐘を得る事、三井寺鐘の由来の事
亀甲の御占の事
清原助元、還城楽を吹いて、蛇難を遁るる事
『続古事談』
祇園社の宝殿の中には竜穴ありといふ事
丹波雅忠の夢想・守宮神のこと

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宇治拾遺物語


竜門の聖、鹿に代らんとする事
静観僧正大嶽の岩祈り失ふ事
石橋の下の蛇の事
陽成院ばけ物の事

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発心集


母、女を妬み、手の指虵に成る事

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古今著聞集


延長八年七月流星怪雲等の事
治承二年六月流星地に落つる事
承安元年七月伊豆国奧島に鬼の船着く事
摂津國ふきやの下女昼寝せしに大蛇落懸かる事
摂津國岐志庄の熊鷹大蛇を食ひ殺す事

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撰集抄


空也上人の手を祈る事(並瓜の中の蛇の話)
鹿嶋の御事

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沙石集


学生畜類に生れたる事
学生なる蟻と蟎との問答の事(部分:虬猿問答事)
妄執によりて女蛇と成る事
蛇を害して頓死したる事

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古記抜抄

古記抜抄:
「古記抜抄」は、龍学の各記事から参照することを目的とした、日本の古典(主に説話)文学からの抜書きです。原文・書き下し文は割愛し、その話の筋を追えるように要約と簡単な解説によって構成されています。現在は以下の各書についての抜書きがあります。

日本書紀
日本霊異記
今昔物語集
古事談』『続古事談
宇治拾遺物語
発心集
古今著聞集
撰集抄
沙石集