事項:ハ行


※年数は西域でもっとも稠密に遊ばれるフェランの村の開村からの数字。MHXX の主舞台は270年、MHRise の主舞台は275年となる。

ハ行見出

ハイリンナ
ハンター便
フェランの村

ハイリンナ

クルプティオス湿地帯の北東にある街。もともとはドンドルマの大支部であったが、241年に独立した若いギルド本部。ずっと東へ行ったフラヒヤ山脈南麓の商業の街アウタの後ろ盾で独立を果たした本部で、ドンドルマやミナガルデと比べて商業色が強い。

規模としてはミナガルデにやや劣るくらいで、本部での一年のルーキー受け入れ定員は50名程度。本部所属のハンターは250名程度である。

商人たちとの関係が深いハンターズギルドゆえ、商隊護衛の任務がすこぶる多く、長けたハンターが多い。また、北の地を広く抱えることから、ハンターには弓の使い手が多く、工房も弓の作製に長けた者たちが集まっている。

ハンター便

ハンターたちが使う宅配便の総称。ゲーム内のタル配便もあたるが、ハンター間で使われるものが主となる。

若いころ街でパーティを組んでいたハンターたちは、後に道を違えても兄弟分の関係を続けることが多い。そのようなハンター間で、それぞれの土地の特産物や素材が融通されあっており、税や検閲などが大幅に緩くなっている。

運搬は多くアイルーネットワークにより、これを各地のハンターズギルドと商会が支えているので、ハンター個人は心付け程度で利用することができる(アイルーに嫌われているとその限りではないが)。

フェランの村

ゲームプレイ上西域ではもっとも稠密に遊ばれる舞台で、東域も含めた各事項にある年号はすべてこのフェランの村の開村からの年となっている(東域の主舞台は275年から)。

フェランの村はココット村の東、メタペタットとの中間あたりとなるアルコリス地方の村。ミナガルデギルドの管轄となり、直近の狩場に森丘相当のフィールド、少し離れて沼地相当のフィールドを持つ。農業・林業も盛んだが、ハンターの開いた村であり、やはり狩猟が中心となっている。

開村:昔、今村のある土地には竜人たちの小さな集落があった。ところがこの東にある湖に古龍が棲みつき、集落は荒らされ、壊滅してしまった。このときひとりの竜人の女が、人間のハンターに古龍退治を頼むに至り、これを受けたのがフェラン・ニール、メルヴィル・ニール、ウォーレン・ジャーヴィス、ガン・ツァイホンの四人のハンターだった。彼らは激戦の末当時不可能とされていた古龍討伐を成し遂げたが、戦いの後フェランが命を落としてしまった。竜人は残った三人に土地を譲り、三人はフェランをここに葬ると、墓を守るべく村を開いた。それでこの村をフェランの村という。