道閑坊 栃木県宇都宮市 寛文年間川向町御室の観音の別当に道閑坊というものが居った。非常に子供等に怖れられていたが、その道の人は蛇の変化したものであろうとの噂であった。 『旅と伝説』(通巻68号)新里寶三「蛇の話(栃木県)」より 宇都宮の川向町というのはJR宇都宮駅の所在他ならないのだが、お稲荷さんはあったと思うが観音さんというのは知らない。道閑坊なる人物も不詳。小山市荒井地区に道閑坊なる小字があるようだが、関係は不明。 その事績も分からないのでどういった話なのかも胡乱なのだが、僧の正体が蛇だった、という話から参考として引くためにあげた(「蛇光寺の大蛇」)。 ツイート